橫浜秀武館敬心道場

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Q&A

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今まで全く剣道の経験はありませんが、初心者の大人も教えていただけますか? また、どのくらいの期間練習すれば、防具をつけて対戦できるようになりますか?

answer

当道場では、その様な方が沢山いらっしゃいます。 剣道の目標は、体力・健康の維持向上、精神の鍛錬、昇段や試合への参加など、人それぞれの目標があって良いと思います。 何歳から始めても、成果は必ず上がります。現在、70代、60代の初心者の方から大学生まで楽しく稽古されています。当道場では、経験に関わらず毎回、基本稽古を繰り返し行っていますので、比較的に、早く防具を着けていただけます。何ヶ月経ったら着けると言うことではなく、防具を着けて安全に稽古できるだけの基本が身に着いたと判断できたらすぐに着けていただきます。

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学生のような激しい運動はできません。年齢によって指導方法に違いはありますか?

answer

当道場では、激しい稽古方法を執ってはいません。年齢や性別の違いがあっても一緒に稽古できるのが理想です。年齢によって体力的に違いがあるのは当然のことです。しかし、基本を行うのに年齢は関係ありません。当道場での稽古は年齢に関係なく同じメニューをしていただいております。それは、同じ動作をするにも「ねらい」が違うからです。

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50歳を過ぎて初めて剣道をやってみたいと思いますが、可能でしょうか?また、何歳くらいまで続けられるでしょうか?

answer

最初の質問でもお答えしていますが、始める年齢も、その動機も心配はありません。 剣道は格闘技でありますが、「生涯剣道」として80歳でも90歳でも現役で稽古ができるのが特徴です。剣道の敵は相手ではなく、常に自分自身にあり唯々稽古に邁進することで、自己の向上を図ることが永遠の目標とされます。

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中学・高校まで剣道部でした。20年以上ブランクがありますが、昇段を目標に再開したいのですが、指導していただけますか?また、中高時代の剣道とは違いはあるのでしょうか?

answer

30年のブランクがあった方で、当道場で稽古を再開し、復帰後1年で昇段もされた事例があります。 その方は中学・高校まで剣道部に所属しておられたそうですが、当時はやはり、試合のための稽古が中心で「剣道=試合=競技=体力」であったことでしょう。技術の習得を通じ、剣道に何を求め、最終的に剣道で何が得られたか。目には見えませんが、きっと得難いものが授かれるものと信じています。 当道場では、木刀や模擬刀を用いて、刀法をより意識した稽古方法を執っています。基本に則って無駄のない、正しい稽古を身につければ、昇段にも試合にも必ず成果がすぐにでも顕れる筈です。

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初心者からのスタートで、稽古は週に1回か2回程度の参加となりますが、段位を目指すことはできますか?

answer

やはり、稽古の回数は多い方がいいのですが、週1回の稽古のみで稽古の度に上達されて、昇段もされている方が実際におられます。日本剣道形も充分に稽古します。心配はいらないでしょう。少ない稽古の中で、いかに集中するか、稽古ができない時にいかに研究していくか、これもまた稽古なのですね。

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木刀による稽古の目的は何ですか?

answer

剣道は、日本刀を意識して行わなければなりません。当道場では秀武館独自の木刀による稽古を行っています。刀で切るためには、正しい動作をもって「刃筋」を活かさなければ切れません。包丁で豆腐を切るにも、包丁を斜めに下方向に下げれば切れるものも潰してしまうことでしょうし、硬いカボチャを斜めに包丁を入れればえぐってしまうのが精一杯でしょう。まして、包丁の横で叩いても切れないのは当然ですよね。力は入れずとも刃筋を通し、正しい動作をすれば、切れるということです。そのために必要な、礼法、体捌き、足捌き、刀(木刀や竹刀)の持ち方などを修得するために木刀を刀に見立て稽古しています。

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日本剣道形を重視した稽古をしていますが、実際の竹刀を用いた剣道との関連性を教えてください。

answer

日本剣道形は、剣道を実施するに当たり、必ず修得しなければならないものです。決して、昇段試験のためだけではなく、剣道形から礼法、刃筋、間合、気、体捌き、足捌き、手の内など、すべての「理合」を学び取り、竹刀剣道に活かすためです。関連性のごく一部ですが、剣道形は必ず足から始動しますし、さらに足にならって気剣体を一致させて打突します。ただ単に「かたち」だけ覚えた剣道形では剣道との関連性は見出せないでしょう。

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いわゆる「当てっこ剣道」は刀理(利)、刀法からみてどこに問題がありますか?

answer

「有効打突は、充実した気勢、適法な姿勢をもって、竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく打突し、残心あるものとする。」と試合規則にも書いてあります。これが伴っていなければ一本ではないということです。稽古の段階で何が正しいかを、求めていかなければなりません。実際の試合では、これに多少合致しなくても、旗が揚がることもあるでしょう。しかし、これは試合上、旗が揚がったにすぎず、勝ったとはいえないのです。
審判も、試合相手も、見ている者にも納得できる、美しい一本の技を目指すべきで、 試合で審判の旗を挙げさせるための、要領で勝つ技術は、慎むべきです。正しい剣道を修得することが本当に強くなるということなのです。また、「美しい」とは剣道に限らず、理に則ったものであるからこそです。

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掛かり稽古は体力的にきついのですが、やはり不可欠な効果があるのでしょうか?

answer

掛かり稽古は、正しい形で行うことで効果が得られるのであって、形を崩したまま行っても逆効果になる上、鍛錬主義にもなりがちです。掛かり稽古が中心の稽古ではありませんが、掛かり稽古で修得すべき「掛かる気持ち」は必要です。その方の練度により実施しますが、体力勝負ではなく、「理」を求めて門下生ともども研究しています。

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地稽古を効果的に行うための方法・心掛けを教えてください。

answer

地稽古とは、そもそも稽古する双方の技量に応じて「切り返し」、「掛かり稽古」、「互格稽古」、「引き立て稽古」などを行うものです。ご質問は、恐らく「互格稽古」を指していることと思いますので、それについて述べます。必要なことは、常に掛かる気持ちで行い、後手の気持ちを捨てることです。技に固執するのもよくありません。竹刀を通じ、相手を知り、極々自然に打ち間に体を送って行くことです。また、稽古していない時も含め、自分に足りないもの、必要なことは何であるかを知り、課題とし勇気をもって実践することです。

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胴を「刃筋正しく打つ」ためのポイントを教えてください。

answer

心なしに胴打ちをすると、往々にして竹刀が水平に軌道してしまいます。切り返しの時の左右面のように、上から下に目掛けて竹刀を振ることが肝心です。相手の右胴を打ち、相手の左へ切って出る場合、自分は右前へ積極的に進むわけですが、結果的に水平のように見えるから、その現象を真似てしまうんですね。また、初めから、水平で打つ意識ですと、バックスイングのようになり、自分自身が空開きになってしまいます。常に突きを攻め、面を打つが如く、動作を起こしていく「身構え」と「気構え」が必要です。

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「正しく・素早い」小手を打つためのポイントを教えてください。

answer

面はこう打つ、小手はこう打つ、胴はこう打つと区別していては、実践では使えなくなってしまいますが、小手打ちを敢えて言うならば、小手は一番近くにある打突部位ですから、面と同じだけの距離を踏み込んで行ったら竹刀の物打ちでは打てません。(知ってか、知らずかそれを調整するために肘を曲げたり、左拳を臍の方へ引き込んだり、竹刀を立てて、調整する方が見受けられます。)どこを打つにも、肘はしっかりと伸ばし、間合をしっかりと取り、「必要最小限」の踏み込みをします。
さて、小手打ちですが裏に回してから初めて勢いよく打ち降ろし、その反動が災いして横から(平打ち)となりがちです。刃筋が通っているとしても、相手からは打ち落としやすい状況となってしまいます。足は遠くまで飛びこまなくていい分、鋭く、強く踏み込みます。
手首は起こさず、足に任せて、手元を前に送るつもりで行くと自然に相手の竹刀の上から裏に入って行くことができます。もちろん積極的に左足を引き付けます。この一連の動きを決して2動作にならず、構えの段階から1動作で行えばよいのです。稽古では、筒を狙わず相手の竹刀の上から鍔のわずかに裏側、鍔元を狙うように指導しています。

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●お知らせ

【◎固定のお知らせ◎】
気象情報の警報及び緊急事態宣言が発令された場合、連絡せずとも休館といたします。ご承知おきください。
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2023年12月のお知らせ
★年末年始について
・稽古納め12/24(日)
・稽古始め1/6(土)
★2024年稽古日について
『稽古日』表をご参照ください。
2023年8月のお知らせ
★お盆休みについて
・8/11(金)は祝日のため、8/12(土)・13(日)はお盆休みのため道場は休館となります。
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2022年12月のお知らせ
★年末年始について
・稽古納め12/24(土)
・稽古始め1/6(金)
★2023年稽古日について
『稽古日』表をご参照ください。
2021年10月のお知らせ
★稽古時間のお知らせ★
緊急事態宣言解除を受け、稽古時間を変更しています。トップページの『お知らせ』をご覧ください。
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2021年6月のお知らせ
★稽古時間のお知らせ★
神奈川県のまん延防止等重点措置を受け稽古時間を再定義しました。詳細はトップページの「稽古日」をご確認ください。
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2021年1月のお知らせ
★稽古時間変更のお知らせ★
新型コロナウイルス対策及び緊急事態宣言発出のため稽古時間を変更しました。詳細はトップページの「稽古日」をご確認ください。
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2020年9月のお知らせ
★稽古時間変更のお知らせ★
新型コロナウイルス対策、及び熱中症対策のため稽古時間を変更しました。詳細はトップページの「稽古日」をご確認ください。
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2020年6月のお知らせ
■当面の間、日本剣道連盟の確かな通達が来るまで、日本剣道形(刃引き、木刀)及び木刀での技稽古のみ行います。防具着用の稽古は見合わせます。
稽古時間は2部に分けて、日曜日は夏時間になります。
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2015年12月のお知らせ
2015年道場合宿、大会出場の写真をアップしました→イベント
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●その他

門下生の言葉
当道場で初心者から剣道を始めた門下生の声

道場のあゆみ
平成18年2月開館から現在の道場の歴史

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